台湾、同性婚法を施行 カップル次々届け

同性婚の権利を保障する特別法が施行され、台北市信義区の戸籍窓口に婚姻届の提出に訪れた同性カップルたち=24日(共同)

 【台北共同】台湾で24日、同性婚の権利を保障する特別法が施行された。台北市信義区の戸籍窓口には、朝から約20組のカップルが婚姻届を出すために次々に訪問した。内政部(内政省)によると、24日に全土で少なくとも250組が提出する見通し。

 届け出た後、複数のカップルが記者会見した。女性カップルの一人は「10年前に私的に結婚したが、今日届けを受理されて法的な保障を得られた。本当にうれしい」。男性カップルの一人は「私たちの婚姻の自由を認めてくれた台湾社会が誇らしい」と話した。

 台湾の立法院(国会)は17日に同法案を可決、蔡英文総統が22日に署名した。


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