米、中国実業家らに制裁 イランのミサイル開発支援

 【ワシントン共同】米政府は22日、イランや北朝鮮、シリアの大量破壊兵器開発に関与したとして、中国人3人と中国やロシアなどの19団体を独自の制裁対象に指定したと明らかにした。イランの弾道ミサイル開発に深く関わっているとして米当局が行方を追っている中国人実業家リ・ファンウェイ(別名カール・リー)容疑者も含まれる。

 米国務省によると、計22の個人・団体のうち、リ容疑者を含む9者がイランの弾道ミサイル計画に関与した。対象に指定された個人・団体は米政府の調達から締め出される。


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