2019年5月21日 09:12 | 無料公開
インドネシアのジョコ大統領(ゲッティ=共同)
【ジャカルタ共同】インドネシアの選挙管理委員会は21日、4月実施された大統領選の開票作業を終え、現職ジョコ大統領(57)が対抗馬の最大野党グリンドラ党のプラボウォ党首(67)を破り、再選したと発表した。
ジョコ氏は堅調な経済成長を続ける人口約2億6千万人の東南アジアの大国を2024年まで率いる。1期目ではインフラ開発に力を入れたが、2期目では人材育成を重点的に推進、投資誘致や非効率な行政手続きの改革なども一層進める考えだ。首都のジャワ島外への将来的な移転や32年の東南アジア初の夏季五輪誘致といった長期的な国家戦略も打ち出している。