米の駐中国大使、チベットを訪問 2015年以来

 【北京共同】ロイター通信は20日、米国のブランスタド駐中国大使が19〜25日の日程で中国の青海省とチベット自治区を訪問していると伝えた。米国の駐中国大使がチベット自治区を訪問するのは2015年以来。

 ブランスタド氏はチベット自治区で地元当局者との会談のほか、宗教・文化施設の視察を予定している。

 チベット自治区は中国の他の地域とは異なり、外国人の訪問には特別の許可が必要。米議会は昨年、米国人のチベット訪問制限に関与した中国当局者の米国入国を禁止する法律を可決した。ブランスタド氏と地元当局者との会談では、こうした問題も取り上げられるとみられる。


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