ベビーシッターに研修義務化へ 20時間、幼保無償化で

 10月開始予定の幼児教育・保育の無償化で利用料が補助されるベビーシッターについて、厚生労働省は26日、保育士や看護師の資格がない人には、子どもとの接し方や安全確保に関する20時間程度の研修の受講を義務付ける基準案を示した。

 26日に開いた社会保障審議会の専門委員会で案を示した。

 無償化で政府は保育所などのほか、シッターの利用も対象とした。認可外施設と同様、補助の上限は3〜5歳が月3万7千円、0〜2歳は低所得世帯が対象で月4万2千円。ただ、シッターには現在、資格や研修などの明確な基準がないため、無償化を機に質の確保のため基準を作ることとした。


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