海外旅行、感染症に注意を はしか、デング熱が流行

 大型連休を前に、厚生労働省は海外旅行に行く人に対し、渡航先で流行している感染症を確認し適切な予防策を取るよう呼び掛けている。今年は世界的にはしかが流行しているほか、蚊が媒介するデング熱も目立つ。ワクチン接種や虫よけの利用が効果的な予防手段となる。

 世界保健機関(WHO)や東京医大病院の渡航者医療センターなどによると、はしかはフィリピン、タイなど11カ国で流行しているほか、もともと患者が少ない米国でも今年に入り約700人の患者が報告された。

 東南アジアやニューカレドニアでは、デング熱が増加している。


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