2019年4月26日 18:15 | 無料公開
「六四記念館」で、天安門事件で亡くなった学生の遺品について説明する民主派団体幹部=26日、香港(共同)
【香港共同】中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した1989年6月4日の天安門事件から今年で30年となるのに合わせ、当時の写真や学生の遺品などを展示する「六四記念館」が26日、香港の九竜地区のビルにオープンした。
香港の民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)」が開設。事件で亡くなった学生の弾痕が残るヘルメットなどが展示された。見学に訪れた香港の男性(60)は「30年の節目での開館は意義深い。子どもたちや若者に天安門事件について知ってほしい」と話した。