NY株反落、48ドル安 利益確定売りが優勢

 【ニューヨーク共同】連休明け22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、連休前の18日に比べ48・49ドル安の2万6511・05ドルで取引を終えた。18日に約半年ぶりの高値で取引を終えたこともあり、当面の利益を確定させるための売りがやや優勢となった。

 ただ、発表が本格化する米主要企業の四半期決算を見極めたいとの様子見ムードも出て、値動きは限定的となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は17・21ポイント高の8015・27。

 個別銘柄では、中型旅客機ボーイング787の工場の安全管理に問題があると米紙が報じたことを受け、航空機のボーイングが値下がりした。

 一方、原油高による収益改善が意識された石油のエクソンモービルとシェブロンが買われ、相場全体を下支えした。


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