政治資金問題、竹山堺市長が謝罪 「市民に不信感与えた」

政治資金問題で辞職願を提出し、記者会見で謝罪する竹山修身堺市長=22日午後、堺市役所

 後援会などの政治資金収支報告書に多数の誤りが発覚、修正を繰り返し、辞職願を提出した竹山修身堺市長は22日、市役所で記者会見し「市民に不信感を与え、市政への信頼を失墜した事態を招き、深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 26日の市議会本会議で30日付の辞職が承認される見通し。竹山氏は出直し選への出馬を否定し「政治の世界は引退しようと思う」と述べた。「大阪都構想」などを巡って竹山氏と対立してきた政治団体・大阪維新の会は候補を擁立する方針で、2017年の市長選で竹山氏を推薦した自民党などの対応が焦点となる。


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