2019年4月21日 19:43 | 無料公開
水戸市長選で3選を決め、万歳する高橋靖氏(中央)=21日夜、水戸市
21日投開票の水戸市長選は、無所属の現職高橋靖氏(53)が、無所属新人の弁護士谷萩陽一氏(62)=共産推薦=を破り、3選を果たした。同市は日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に事前同意権を持つ6市村の一つで、再稼働問題が争点だった。高橋氏は当選を決めた後の同日夜、再稼働問題を巡り「しかるべき時に市民の意向把握のためアンケートなどの調査をしたい」と記者団に述べた。
同時に従来主張してきた「実効性のある避難計画が策定されず、市民理解がない状況での再稼働は認めない」との考えを改めて語った。水戸市長選は午後7時に投票が締め切られた。