参院歳費削減22日に審議入り 与党、月内成立目指す

 参院議院運営委員会は19日の理事会で、参院定数6増に伴い参院議員の歳費を削減する法案の審議入りを決めた。22日の議運委で提案理由を説明する。反対する野党は理事会を欠席した。23日の議運委、24日の参院本会議で可決して衆院に送付し、26日の衆院本会議で成立を目指す。

 与党案の歳費削減は不十分だとして、日本維新の会が参院に独自に出した法案も22日の議運委で並行して審議することが確認された。野党は出席の是非を検討する。

 野党は参院議運委員長(自民党)の議事運営が強引だとして、立憲民主党、国民民主党、維新、共産党各参院国対委員長の連名の抗議書を参院議長に渡した。


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