2019年4月4日 17:34 | 無料公開
学校に凱旋し、優勝報告会に臨む東邦の選手たち=4日、名古屋市
選抜高校野球大会で1989年以来の頂点に立ち、平成最初と最後の優勝校となった東邦(愛知)の選手らが4日、晴れやかな笑顔で名古屋市の同校に凱旋した。
決勝戦で3安打完封、2本塁打と投打に活躍した石川昂弥主将は、出発前に大阪市内の宿舎で「本塁打を打つことができ、自信がついた」と充実した表情だった。一行は正午すぎに学校に戻り、首から優勝メダルを下げた制服姿で優勝報告会に臨んだ。待っていた約300人の生徒や職員、保護者らから大きな歓声と拍手が湧き起こった。
この日還暦を迎えた森田泰弘監督は「30年かかったが、日頃の恩を返せた気持ち」とあいさつした。