アイフォーンを特許侵害と判断 米貿易委、一部輸入禁止も

アップルのiPhone

 【ニューヨーク共同】米国際貿易委員会(ITC)の審判官は26日、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の一部機種が米半導体大手クアルコムの特許を侵害しているとして、アイフォーンの米国への輸入禁止を命じるよう勧告した。対象の機種は明らかにしていない。ロイター通信によると、審判官の今回の判断に拘束力はなく、今後審査が行われる。ITCが輸入を禁じる最終判断を示すかは不透明だ。

 米メディアによると、クアルコムはアイフォーンの省電力技術などが特許を侵害しているとして、製造地から米国への輸入差し止めを求めていた。


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