2019年3月25日 20:10 | 無料公開
池江璃花子選手
日本骨髄バンクへのドナー登録が2月に急増し、1カ月間の登録者数が1万1662人と初めて1万人を超えたことが25日、バンクへの取材で分かった。競泳女子の池江璃花子選手が2月に白血病と診断されたことを公表したのをきっかけに、重要な治療法の骨髄移植などへの関心が高まったためとみられる。
バンクへの月間登録者数は通常2千〜4千人程度。2月の増加で、総登録者数も50万3883人と初めて50万人を上回った。
ただ総登録者では40代が21万5982人を占め、最多。骨髄提供ができるのは55歳以下と決められており「高齢化」が進んでいる。