東京五輪でブルーインパルス再び 聖火の到着式典で登場案

1964年東京五輪の開会式で、国立競技場の上空にブルーインパルスが描いた五輪マーク

 2020年東京五輪で航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」を再び登場させる構想があることが23日、分かった。ギリシャで採火された聖火の日本到着式典が候補に挙がっている。複数の関係者が明らかにした。同飛行チームは1964年東京五輪の開会式で登場、青空に5色の煙で五輪マークを描いた曲技飛行で知られ、当時を想起させる演出として防衛省や大会組織委員会が検討を進めている。

 古代五輪発祥の地ギリシャで採火される聖火は、空路で20年3月20日に航空自衛隊松島基地に到着する予定。同基地は復興五輪の象徴的な場所として聖火到着地に決まった経緯がある。


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