南米、7カ国で新たな地域連合 ベネズエラへ圧力か

 【ロサンゼルス共同】コロンビアやブラジル、アルゼンチン、チリなど南米7カ国が22日、チリの首都サンティアゴで首脳会合を開き、新たな地域連合「南米発展フォーラム」(PROSUR)の創設で合意した。民主主義や人権尊重などを掲げており、ベネズエラの反米左翼マドゥロ政権への圧力を強めるとみられる。ロイター通信などが伝えた。

 7カ国は他にペルー、エクアドル、パラグアイ。ベネズエラからマドゥロ大統領に抵抗し、暫定大統領就任を宣言した野党連合出身のグアイド国会議長を招いたが、同氏側は参加しなかった。

 左派系のボリビアやウルグアイなどは副外相らが出席した。


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