在留外国人273万人で最多更新 技能実習30万超

 法務省は22日、2018年末時点の在留外国人数が273万1093人で、前年末から6・6%増え、過去最多を更新したと発表した。在留資格別内訳では、技能実習が30万人を超えた。政府は在留資格「特定技能」の創設による就労拡大の新制度で、今年4月からの5年間で最大約34万5千人の受け入れを想定しており、日本に住む外国人はさらに増えていくとみられる。

 19年1月1日時点の不法残留者数は、前年同期から11・5%増の7万4167人だった。

 国・地域別では中国の76万4720人が最多で、韓国の44万9634人が続いた。ベトナムが同26・1%増の33万835人で3位。


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