小渕優子氏、党群馬県連会長選へ 当選有力復権に動き

自民党の小渕優子元経済産業相

 自民党の小渕優子元経済産業相(衆院群馬5区)が、空席となっているため4月に行う同党群馬県連会長選に立候補する意向を固めたことが22日、後援会関係者らへの取材で分かった。後援会幹部や系列県議による会合を20日に開き、出馬する考えを伝えた。県連幹部らによると、現時点で小渕氏以外に立候補の動きはないといい、小渕氏選出が有力視されている。

 小渕氏は2014年に関連政治団体を巡る政治資金規正法違反事件で経産相を辞任。自民は夏の参院選群馬選挙区で新人を立てて挑むため、県連会長は勝利に向け手腕が試される。小渕氏の復権本格化への動きとして注目されそうだ。


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