バスケ指導者の暴言暴力は反則に 日本協会、4月から国内全試合で

 日本バスケットボール協会は21日、東京都内で臨時評議員会を開き、試合中に選手に対して暴力や暴言があった指導者をテクニカルファウルの対象とすることを報告した。タイムアウト時も適用され、テクニカルファウル2度で退場処分となる。4月から国内の全ての試合で適用される。

 日本協会によると、全国高体連に報告された2014年以降の体罰認定件数はバスケットボールが全競技で最多。協会は最優先課題として「暴力暴言根絶」を掲げて昨年12月にインテグリティ委員会を新設し、1月の第1回委員会で方針を決めた。宇田川貴生委員長は「選手をどなる行為をなくそうという狙い」と説明した。


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