流氷遠のきオホーツク「海明け」 北海道紋別市、接岸期間は3日間

 オホーツク海沿岸の北海道紋別市は19日、流氷が沿岸から遠ざかり、船の航行が可能となる「海明け」が2月15日だったと発表した。流氷の接岸期間は同12〜14日の3日間で、1956年に観測が始まってから2番目に短かった。

 海明けは、流氷の再接岸の可能性が低いと判断した後に発表している。今年の海明けは平年より26日、昨年より5日早く、観測史上3番目の早さ。紋別市は「西から風が吹くことが多かった。氷が流れてしまったのではないか」と分析した。

 網走地方気象台も19日、網走市の海明けが2月27日だったと発表した。平年より21日、昨年より15日早かった。


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