霞ケ関駅で危険物の所持検査 国交省が3月に実証実験

危険物所持検査の実証実験が行われる東京メトロ霞ケ関駅=2018年12月、東京都千代田区(東京メトロ提供)

 国土交通省は22日、東京メトロ霞ケ関駅で、乗客の危険物所持検査の実証実験を、3月4〜7日に実施すると発表した。改札機を通過する乗客が対象。電磁波で危険物を検知するボディースキャナーを使い、通過時に検査する。対象とする改札機は一部に限定し、検査を希望しない乗客は別の改札機を使うことも可能とする。

 国交省は、昨年6月の東海道新幹線の殺傷事件などを踏まえ、鉄道での安全対策の強化を進めている。今回の実験は、同省が警備大手のALSOK(東京)に委託して行う。


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