対北朝鮮交渉巡り電話会談 日米外相、制裁で「一致」

 河野太郎外相は21日夜、ポンペオ米国務長官と電話会談した。27、28両日にベトナムで開かれる米朝首脳再会談に向け、北朝鮮による日本人拉致、核・ミサイル問題の交渉方針に関してすり合わせを行った。河野氏は会談後、北朝鮮の非核化を目指した制裁維持の必要性について「日米の認識は一致している」と記者団に訴えた。

 安倍晋三首相とトランプ米大統領も20日夜に電話会談し、拉致問題解決へ協力を確認した。日米による連日の電話会談は、北朝鮮との交渉を巡る日米の連携を強調する狙いがある。再会談後、トランプ氏が結果を首相に電話で知らせると申し合わせている。


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