NZ地震の日本人遺族が現地入り 22日で発生から8年

ニュージーランド地震の国立追悼施設を訪れた遺族の鈴木喜久男さんと千鶴子さん=21日、クライストチャーチ(共同)

 【クライストチャーチ共同】日本人を含む計185人が亡くなった2011年2月のニュージーランド地震は22日で発生から8年を迎える。追悼式典出席のため現地入りした日本人遺族が21日、語学研修中の28人が犠牲になった被災地のビル倒壊跡地や式典会場となる国立追悼施設を訪れ、献花した。

 倒壊したのは、クライストチャーチのカンタベリーテレビ(CTV)ビル。亡くなった名古屋市守山区の看護師鈴木陽子さん=当時(31)=の両親喜久男さん(72)と千鶴子さん(71)は、昨年公園としてオープンしたビル倒壊跡地を訪れ、石碑に手を合わせ、花を手向けた。


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