北海道の自民支部脅迫で無罪判決 釧路地裁「第三者の可能性」

 北海道北見市の自民党支部に「爆破する」などと記した手紙を送り付けたとして、脅迫罪で在宅起訴された愛媛県西予市の男性被告(32)の判決で、釧路地裁北見支部(安木進裁判長)は20日までに「被告以外の第三者が手紙を送った疑いが払拭できない」として無罪を言い渡した。14日付。

 判決などによると、被告は帯広畜産大大学院に通っていた2014年12月〜15年3月、北見市の自民党北海道第12選挙区支部の事務所に「選挙期間中に現金を配布した証拠を持っている。明るみにしたくなければ100万円送付しろ」などと記した手紙を3通送り脅迫したとして、17年12月に在宅起訴された。


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