九電、子育て世帯の電気料金安く 主力プランも値下げ

 九州電力の池辺和弘社長は19日、福岡市内で報道陣に対し、3歳未満の子どもがいる世帯を対象に電気料金を割安にするプランなどの導入を検討していることを明らかにした。九電によると、大手電力会社で初めてとなる見通し。また、加入世帯が多い主力の電気料金プラン「従量電灯B」の値下げを検討していることも明らかにした。いずれも4月1日にも始める。

 他に、九州域外からの移住者向けの割安なプランも検討していることも表明。電力小売りの全面自由化で顧客獲得競争が激しくなる中、少子高齢化や人口減少といった地域課題に貢献して顧客のつなぎ留めを目指す。


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