プラ製品廃止の動き広がる ストロー変更、レジ袋は紙

ガスト全店で希望者に提供される、トウモロコシが原料のストロー

 プラスチックごみによる海洋汚染の問題を受け、外食産業や小売業界、飲料・食品メーカーがプラ製品の使用を控える方針を相次いで打ち出している。ストローやレジ袋だけでなくペットボトルや包材の削減も目指そうと、意欲的な動きが広がっているが「日本の動きは極めて鈍い」との厳しい指摘もあり、さらに踏み込んだ対応が必要だとの声も出ている。

 すかいらーくホールディングスは、昨年末からガスト全店でプラ製ストローを廃止した。希望者には、環境への影響が少ないトウモロコシ原料のストローを提供する。衣料品大手のH&Mジャパンは昨年12月、プラ製から紙袋への切り替えを開始した。


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