2019年2月18日 19:10 | 無料公開
フェリーの車両積載口付近に設置されたETCのセンサー(手前右)=4日、青森県八戸市の八戸港
川崎近海汽船(東京都千代田区)は、同社が運航する青森県八戸市から北海道苫小牧市に向かう「シルバーフェリー」で、乗船手続きに自動料金収受システム(ETC)を活用する実証実験を3月に実施する。乗船前の窓口での手続きが大幅に簡略化され、国土交通省によると実用化できれば全国初とみられる。
実験は八戸港(八戸市)を利用する特定のトラック業者を対象に、数週間行う。ETCのセンサーを、フェリーターミナルの入り口とフェリーの車両積載口付近に設置し、車両のナンバーなどを読み取る。運賃は事後に決済する。
実用化の段階では、決済にもETCを活用する計画だ。