認知症のタイ女性を中国で発見 7カ月不明700キロ歩行か

タイ・チェンライ、中国・昆明

 【バンコク共同】タイ北部で昨年6月に行方不明になった認知症の女性(59)が、自宅から約700キロ離れた中国雲南省昆明で今年1月に保護され、17日までにタイに帰国した。どのようにして昆明にたどり着いたのかなど、行方不明だった約7カ月間の行動は分かっていない。

 タイのメディアによると、女性はタイ北部チェンライに居住。「中国に住んでいる息子や親戚に会いに行った。中国で人々に食べ物をもらった」などと話している。

 自宅から昆明まで歩いた可能性がある。ただ、タイ北部から中国に行くにはミャンマーやラオスの国境を越えなければならず、どのように通過したかも分かっていない。


  • LINEで送る