辺野古海上で抗議活動 24日の沖縄県民投票前に

埋め立てが進む沖縄県名護市辺野古沿岸部の海上で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対し抗議する人たち。奥は警戒する海上保安庁のボート=16日午前

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する市民らが16日、政府による埋め立てが進む辺野古沿岸部の周辺海域にカヌーや小型船で繰り出し、抗議活動を展開した。辺野古移設の賛否を問う24日の県民投票を前に、反対の機運を高める狙いがある。

 小型船数隻と黄や青のカヌー約40隻は、立ち入り禁止海域を示す浮具を挟んで、海上保安庁のゴムボートとにらみ合いに。市民らは「県民投票 新基地いらない! 基地ノーに〇を」などと書いたプラカードを掲げて「埋め立てやめろ」とシュプレヒコールを上げた。浮具を越えて侵入したカヌーも多く、海上保安官に取り押さえられていた。


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