2019年1月24日 18:00 | 無料公開
整備中の中間処理施設を視察する蒲島郁夫熊本県知事(中央)。その右は伊原木隆太岡山県知事=24日午後、岡山県倉敷市
熊本県の蒲島郁夫知事は24日、西日本豪雨で発生した災害ごみの処理を目的に岡山県倉敷市で整備中の中間処理施設を視察した。熊本地震の際に使用した施設を解体して再利用しており、2月中の本格稼働を予定している。
災害廃棄物には金属や木くずなどが交ざっていて直接処分ができないため、破砕や分別する施設が必要となっていた。施設の規模は約3ヘクタールで、岡山県が処理を受託した倉敷市と同県総社市の災害廃棄物約22万トンのうち5万〜6万トンを扱う。
蒲島知事は説明を受けながら巡回。「地震の際は各地の支援をいただいた。恩返しのために保管していた。きっと役立つと思う」と述べた。