クイーンの映画監督セクハラか 米誌の報道、本人は否定

ブライアン・シンガー監督=2013年12月、米ロサンゼルス(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米アカデミー賞の作品賞候補に選ばれた英ロックバンド「クイーン」の伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」のブライアン・シンガー監督(53)に、複数の未成年者に対するセクハラ疑惑が23日、米誌報道で浮上した。シンガー氏側は声明で全面的に否定し「タイミングを狙った記事だ」と反発した。

 同氏には別の未成年への性的暴行疑惑もかけられている。映画界では一昨年秋に表面化したセクハラ問題を機に、被害者らが告発する「#MeToo(私も)」運動が活発化。性犯罪に厳しい目が注がれており、賞レースに影響を及ぼす可能性もありそうだ。


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