2019年1月24日 05:58 | 無料公開
米バージニア州で試験飛行するボーイング社の「空飛ぶタクシー」試作機=22日、マナサス(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングは23日、自動操縦で飛行する「空飛ぶタクシー」の試作機の試験に成功したと発表した。ヘリコプターのように垂直に離陸し、ホバリング(空中停止)した後に着陸した。将来的には自動で空を飛び回り、人を運ぶことが期待されている。
試作機は長さ9・1メートル、幅8・5メートル。電動で、50マイル(約80キロメートル)の範囲を離着陸して飛行できるように設計した。今後は飛行機のような水平飛行に移る技術などを試す。
同社は、自動飛行で最大500ポンド(約227キログラム)の荷物を運べる「空飛ぶ小型トラック」も開発中。