高圧線切断で5施設停電、高槻市 病院や百貨店

 大阪府高槻市は23日、同市八丁畷町で上水道管の敷設工事中に工事業者が誤って2万ボルトの送電線を切断し、大阪医大病院を含む5施設に停電が発生したと発表した。一般家庭への影響はないという。

 市によると、上水道管を通すための穴を掘る際、誤って送電線を切断した。同市の大阪医大と大阪医大病院は同日午前4時ごろから停電。非常用電源が稼働して入院患者に影響は出ていないが、暖房設備が使えない状態になった。救急の受け入れや、23日午前の外来診療を中止した。

 JR高槻駅前の百貨店「松坂屋高槻店」は終日閉店を決めた。復旧状況によっては24日以降も営業を見合わせるという。


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