「ドローン」飲酒操縦禁止へ 国交省、航空法改正も視野に

 国土交通省が、小型無人機「ドローン」について、飲酒した場合の操縦を禁じる方向で検討していることが22日、同省への取材で分かった。現行の航空法にはドローン操縦で、飲酒を規制する規定はない。同省は、ドローンの飛行が拡大していることを踏まえ、安全確保策のルール作りを急いでおり、法改正も視野に入れている。

 国交省によると、航空法は、旅客機や自家用機などの有人機では、アルコールの影響で、正常な運航ができない場合の乗務を禁じている。同省はドローンの飲酒状態での操縦についても、同様の規制を図る。


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