センター試験、不正4人 スマホで用語検索

 大学入試センター試験は20日、全国の会場で理科と数学を実施し、2日間の日程を終えた。センターは今回、東京、宮城、三重の1都2県の4会場でスマートフォンを使って用語を検索するなどの不正行為があり、計4人の受験全科目を無効としたと発表した。監督者のミスで試験時間が本来より短く終わってしまったケースなどが新たに判明し、再試験の対象は19日公表分から59人増え、8会場の計104人になった。

 センターによると、20日の理科の試験中、宮城県の会場でスマホの検索機能を使い、ウェブサイトで用語を調べる行為があった。三重県ではスマホを電卓として使った。


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