子連れ出勤の支援を拡充 宮腰担当相、ネット批判も

 宮腰光寛少子化対策担当相は18日、子育て世帯の支援策として、子連れ出勤などの取り組みを推進する方針を打ち出した。積極的な施策を実施する自治体向けの交付金も2019年度から拡充する。

 ただ、ネット上では「仕事をしながら子ども(の面倒)は見られない」といった批判も多く、両立支援の在り方を巡って議論を呼びそうだ。

 内閣府によると、都道府県や市町村が実施する先進事例を対象とした「地域少子化対策重点推進交付金」を拡充。国の補助率を2分の1から3分の2に引き上げる。さまざまな業種の人が共用で使う仕事場「コワーキングスペース」の子連れ利用も普及させる考えだ。


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