水戸、偕楽園公園で銘板盗難か 五つの橋から10枚

橋の名前が書かれた銘板がはがされた偕楽園公園の橋=16日午後、水戸市

 日本三名園の一つ「偕楽園」がある水戸市の偕楽園公園で、五つの橋から、橋の名前を記した銘板10枚(計約40万円相当)がなくなっていたことが16日、管理する茨城県水戸土木事務所への取材で分かった。水戸署は窃盗容疑で捜査している。

 同事務所によると、なくなった銘板はいずれも縦約40センチ、横約15センチ、厚さ約1・5センチの銅製。それぞれ「蛍橋」「花追橋」など名前が書かれ、上下はボルトで橋の両端の柱に留められていた。

 これら五つの橋は1991〜94年度に架けられた。公園内の他の橋でも、銘板をはがそうとした跡があったという。


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