楽天の新人全選手、慰霊碑に献花 東日本大震災の被災地訪問

東日本大震災の慰霊碑に献花するドラフト1位の辰己(右から2人目)ら楽天の新人選手=15日、宮城県名取市

 楽天のドラフト1位ルーキー辰己涼介外野手(立命大)ら育成を含む新人全10選手が15日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上地区の閖上小中学校を訪問した。当時の状況を説明されて、復興工事が進む同地区の様子を校舎から見学。学校に隣接している慰霊碑にも献花した。

 辰己は神戸市出身。1996年に生まれたため阪神大震災を直接経験はしていないが「仮設住宅で生活していた人も見てきた」と神妙な表情で振り返り「自然の力は改めてすごいなと感じた」と話した。

 閖上小と閖上中は別々だったが、昨年4月に小中一貫校として開校した。


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