JR九州大株主に米ファンド 5%超を保有

 米国に拠点を置く投資ファンド、ファーツリー・パートナーズがJR九州株を5・10%保有し、大株主となったことが19日、分かった。関東財務局に同日提出した大量保有報告書で明らかにした。保有目的を「純投資と、経営陣への助言、状況に応じた重要提案行為など」としている。

 ファーツリーはJR九州に対し、資本効率を一段と高めるために自社株の買い戻しや、来年6月の定時株主総会に向けて経営陣の報酬が株価に連動する仕組みの導入を提案している。

 ファーツリーは、JR九州が株式を東京証券取引所第1部などに上場した2016年以来、同社株を保有している。


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