米政権、中米諸国へ資金拠出表明 不法移民対策で

記者会見するメキシコのエブラルド外相=18日、メキシコ市(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】メキシコのエブラルド外相は18日、メキシコ市で会見し、中米諸国の経済発展を促し米国への不法移民を減らすためにトランプ米政権が約58億ドル(約6500億円)の資金拠出を確約したと明らかにした。米国務省も同様の内容を発表した。

 移民に対して強硬姿勢のトランプ政権はメキシコに滞在し続ける数千人の移民集団について、難民申請の審査中はメキシコで待機させる案を申し入れており、資金拠出の見返りにメキシコ側が受け入れる可能性も出てきた。

 メキシコのロペスオブラドール大統領は、12日のトランプ大統領との電話会談でも協力について話し合ったと説明していた。


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