2018年12月19日 11:41 | 無料公開
19日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(352回債、表面利率0・1%)の利回りが前日終値比0・015%低い0・010%と昨年9月以来、約1年3カ月ぶりの水準に下がった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が近い将来の利上げ打ち止めを示唆するとの観測が広がり、国債の買いが強まった。日銀による買い入れで、市場に出回る国債が品薄となっていることも相場の上昇(利回りは低下)につながった。
大阪取引所10年国債先物の中心限月である来年3月きりは36銭高の152円68銭。