長期金利1年3カ月ぶり低水準 0・015%低い0・010%

 19日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(352回債、表面利率0・1%)の利回りが前日終値比0・015%低い0・010%と昨年9月以来、約1年3カ月ぶりの水準に下がった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)が近い将来の利上げ打ち止めを示唆するとの観測が広がり、国債の買いが強まった。日銀による買い入れで、市場に出回る国債が品薄となっていることも相場の上昇(利回りは低下)につながった。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である来年3月きりは36銭高の152円68銭。


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