2018年12月19日 08:46 | 無料公開
【ローマ共同】巨額の財政赤字計上が問題となっていたイタリアの2019年予算案に関し、欧州メディアは18日、イタリア政府と欧州連合(EU)欧州委員会が同日、当初の国内総生産(GDP)比2・4%としていた財政赤字を2・04%に引き下げることなどで大筋合意したと報じた。
19日に欧州委が開かれ、正式に予算案を認めるとみられる。コンテ首相は同日、上院で予算案の修正案について説明を行う。コンテ氏は18日、欧州委のドムブロフスキス副委員長やモスコビシ委員と電話会談したといい、口頭で承認を得たもようだ。