沖縄県民投票、宮古島市は不参加 辺野古巡り初

記者会見で質問に答える沖縄県の玉城デニー知事=18日午後、沖縄県庁

 沖縄県宮古島市の下地敏彦市長は18日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う来年2月の県民投票に参加しない意向を明らかにした。県内41市町村で県民投票への不参加を表明したのは初めて。

 宮古島市の不参加について玉城氏は同日、県庁で記者団に「県と市町村は県民投票を実施する責務がある。全市町村で実施されることが重要だ」と述べた。

 宮古島市議会は18日、県民投票に関する部分を削除した予算案を賛成多数で可決。下地市長が議決のやり直しを求めて再議となったが、同様に削除した修正案が賛成多数で可決された。


  • LINEで送る