2018年12月18日 05:10 | 無料公開
【ロンドン共同】メイ英首相は17日、議会で演説し、与野党の反発から延期を余儀なくされた欧州連合(EU)との離脱合意案の議会採決を来年1月第3週に実施する考えを示した。ただ、限られた時間で反対議員の懸念を解消できるか不透明で、議会の承認を得られるか見通せない。
メイ氏は「(議会休会明けの)1月7日の週に合意案採決に向けた審議を再開し、翌週に採決を行う」と説明。「合意案は全ての人にとって完璧ではない」と認めつつ「英国にとって最善策を考える必要がある」と合意案への支持を呼び掛けた。
メイ首相の報道官は延期した採決を年明け後、1月21日までに実施するとしていた。