医師の働き方、勤務間9時間 厚労省、有識者検討会で提案

医師の勤務間インターバルのイメージ

 厚生労働省は17日、医師の働き方改革を検討している有識者検討会で、勤務医への導入を検討している、終業から始業までに一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル」について、休息時間を9時間とする案を示した。検討会はこの案を基に議論を進め、残業の上限時間やインターバルの在り方をまとめた報告書を年度内にまとめる方針。

 同省によると、9時間とされるのは、通常の日勤で適用されるインターバル。当直明けでも帰れずに診療に当たるケースも多いことから、当直前後には28時間の連続勤務時間制限を設け、当直明けのインターバルは通常の2倍の18時間にする。


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