国交省、都心飛行ルートの説明会 騒音心配する声、羽田の需要増

国交省が開いた都心上空に新たに設定される飛行ルートについての住民説明会=15日午後、東京都品川区

 国土交通省は15日、2020年東京五輪・パラリンピックによる羽田空港の国際線需要増大に対応するため都心上空に新たに設定される飛行ルートについて、住民説明会を東京都品川区で開いた。住民からは騒音を心配する声が上がった。

 羽田発着の航空機は現在、騒音を考慮して東京湾上空を飛んでいるが、新ルートでは新宿区や渋谷区などの上空を通る。説明会は15年から開催しており、国交省は来年2月までに終了する方針。

 この日は品川シーサイド駅近くの商業施設に、35枚のパネルを展示し、職員が立ち寄った住民からの質問に答えた。


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