2018年12月15日 10:46 | 無料公開
政府が2019年度の実質国内総生産(GDP)成長率の見通しを1・3%程度にする方向で調整していることが15日、分かった。7月の予測では1・5%と見込んでいたが、先行き不透明な海外経済の情勢を考慮して下方修正する。近く開く閣議で了解する。
来年10月には消費税率が10%に引き上げられるが、自動車や住宅の減税措置などの経済対策が景気を下支えするとして、小幅な修正にとどめた。ただ日銀や民間シンクタンクよりも高めの予測となっており、実現できるかは不透明だ。