出席見込めず成人式中止、青森 西目屋村、盆から順延も断念

 世界自然遺産の白神山地がある青森県西目屋村が、本年度の成人式の開催を見送ることが14日、村への取材で分かった。お盆の時期から順延して開催を模索したが「新成人の出席が見込めない」としている。

 村教育委員会によると、村の人口は県内最少の約1350人(3日時点)で、本年度の新成人は13人。成人式は県外からも参加しやすいよう、8月の帰省時期に開催してきたが、今年は部活動や就職活動で人が集まらず延期。12月〜来年1月の間で日程を再調整していたが、最大でも2人しか集まれる日しかなく開催を断念した。


  • LINEで送る