普天間、22年度返還は「困難」 岩屋防衛相

首相官邸で取材に応じる岩屋防衛相(中央)=14日午前

 岩屋毅防衛相は14日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、早ければ2022年度とされる普天間飛行場返還の実現は困難との認識を示した。首相官邸で記者団に「一度承認された埋め立て(許可)が撤回されるなどの変遷があった。目標の達成はなかなか難しい」と述べた。

 日米両政府は13年4月、普天間飛行場について「22年度またはその後」に返還すると合意していた。


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