2018年12月14日 08:35 | 無料公開
【ブリュッセル共同】ロイター通信は13日、フランス自動車大手ルノーの筆頭株主であるフランス政府が、同社の会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるカルロス・ゴーン容疑者の後継者選定に入ったと報じた。ルノー勤務の経験を持つトヨタ自動車のディディエ・ルロワ副社長らが候補に浮上しているもようだ。
ルノーは13日の取締役会で、不正を認定する十分な情報がないとしてゴーン容疑者の解任を見送ったが、複数の取締役から疑問の声が上がったという。企業連合を組む日産自動車と三菱自動車はすでに同容疑者の会長職を解いており、ルノーも対応を迫られている格好だ。